「妊活において男性はどのようなことをやるべきなのだろう…」
「妊活のために日頃取り組めることを知りたい…」
このような方はいらっしゃいませんか？妊活は夫婦で取り組むものですが、多くの男性は自分には直接的な役割が少ないと感じがちです。しかし、男性の健康状態や生活習慣は、精子の質に大きく影響します。妊娠を目指すカップルにとって、男性の健康状態を見直し、できる限り最良の状態を保つことは非常に重要です。
今回は、男性が妊活においてやるべき具体的な取り組みをテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。
男性が妊活でやるべき7つのこと
早速、男性が妊活でやるべきことを見ていきましょう。
男性が妊活でやるべきこと1.禁煙・禁酒
喫煙や過度な飲酒は、精子の質や量に悪影響を及ぼすため、妊活においては控えることが推奨されます。禁煙をすることで精子の質は改善されていきますが、精子が作られるには約74日間かかるとされているため、禁煙する場合には約2ヵ月半以上が望まれます。また、アルコールも精子の運動率を低下させる可能性があるため、適度に控えるよう心がけましょう。
男性が妊活でやるべきこと2.健康的な体重の維持
肥満状態にあると精子の形や数、運動性に悪影響を及ぼしますので、適切な食事と運動を取り入れて、健康的な体重を維持することが大切です。男性のBMIの標準値は18.5～24.9であり、22が適性体重（標準体重）とされていますので、参考の一つにしましょう。
男性が妊活でやるべきこと3.定期的な運動
運動不足も男性の妊活においては大敵です。週に数回の適度な運動は、ストレスを減らし、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。また、血行を良くし、精子の生産をサポートするため、生活に取り入れると良いでしょう。
男性が妊活でやるべきこと4.ビタミンCとビタミンEの摂取
ビタミンCとビタミンEには抗酸化作用があり、精子のDNA損傷を減少させる効果が期待できます。フルーツや野菜、ナッツ類を積極的に摂取することで、ビタミン不足を防ぎ、精子の質向上を目指しましょう。
男性が妊活でやるべきこと5.亜鉛の摂取
亜鉛は精子の生成と運動に重要なミネラルであり、亜鉛不足はテストステロンの低下や精子の減少に繋がります。亜鉛は牛肉、レバー、牡蠣、ナッツ類などに豊富に含まれているため、このような食材を積極的に口にするようにしましょう。
男性が妊活でやるべきこと6.ストレスの管理
妊活において、ストレスは大きな敵です。男性は仕事や社会的なプレッシャーにより、知らず知らずのうちにストレスを溜めていることが多く、精子の質にも悪影響を与えることがわかっています。
仕事や家庭でのストレスを溜めすぎないために、リラックスする時間を持つことが重要です。趣味や軽い運動、瞑想などを取り入れ、心身をリフレッシュさせましょう。また、カップルで妊活をサポートし合うことで、精神的な負担を軽減することも可能です。
男性が妊活でやるべきこと7.良質な睡眠の確保
十分な睡眠はホルモンの分泌や精子の生成に重要な役割を果たします。睡眠不足や不規則な生活はホルモンバランスを乱し、精子の質を低下させる原因となるため、規則正しい生活と7～8時間の良質な睡眠を心がけることが大切です。
まとめ：男性が妊活でやるべきこと7選！
妊活において、男性がやるべきことは以下のようなものが挙げられました。
- 禁煙・禁酒、適度な運動などで生活習慣を改善する
- 栄養バランスを整え、ビタミンや亜鉛など精子の質に良い成分を積極的に摂取する
- ストレス管理や良質な睡眠の確保に努める
男性も妊活に積極的に取り組むことで、パートナーとの協力関係が深まり、妊娠の成功率も向上します。今回紹介した内容を参考に日々の生活習慣を見直していただき、前向きな妊活に取り組んでいただければと思います。
